建物解体


 今回御依頼いただきました物件は、山県市田栗の「ふとん屋」さんの建物です。

 父親が亡くなられ、空き家となりましたので、解体し資産を手放すためのご依頼でした。

 父親が、建物の敷地の西側を無料で借りて見えましたため、地主さんが返還を求められたので、そのまま土地・建物を売却することは、不可能と思われましたので、更地にして、買主を探す方針でした。

 また、土地の一部の登記地目が「畑」、つまり「農地」であったため、売買を考慮して地目を「宅地」に変更する必要もありました。さらに、国土調査により字絵図に敷地の一部の土地がないことが判明しました。そのため、まず国土調査をやり直して、字絵図を訂正する作業を行い、その後、地目を「宅地」に変更しました。それから、建物解体となりました。

 そのため、解体のお話をいただきましてから1年弱の期間を経てから、実際の解体工事となりました。

 今回のお施主様からのご依頼は、単なる「解体」工事ではなく、「国土調査」、「地目変更」、「資産の売却」など多様な要素がありましたため、弊社ならでは仕事をいただけたものであると、感謝しているところであります。

 現場は、1週間で更地になりました。事故もなく、無事終わりまして、安心しているところであります。

                   H27.10.15